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2014年度 第6回JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)資格試験対策講座

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2014年度 第6回JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)資格試験対策講座

昨日、公益社団法人 全日本不動産協会 大阪府本部 大阪東支部主催

内閣府認証NPO法人特定非営利活動法人 日本ホームインスペクターズ協会

『2014年度 第6回JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)資格試験対策講座』

に弊社の工務担当者 上田が講師として参加させて頂きました。 (いや~ 長い名前の講座ですね^^)

『ホームインスペクション』とは建物診断、『ホームインスペクター』とは建物診断をする人のことです。

今までの日本では、新築住宅を良とし、築年数を経過した建物の評価は下がる傾向にあったため、多くの良質な中古住宅が取り壊されてきました。

しかし欧米では、築50年、100年以上の建物が多く現存し、未だ住宅として活躍し高い評価を得ています。
そこには築年数が経過した住宅の状態を正確に把握し、消費者に対し適切なメンテナンス方法をアドバイスできるインスペクターの存在があります。

最近は日本でも、築年数が経過した住宅を取り壊し新築に建替える『スクラップ&ビルド』を抑え、中古住宅の流通にも力を入れる動きが見え始めてきています。

今回の講座は、中古住宅の流通活性化に欠かすことのできないインスペクターになるための資格試験に向けた講座です。

では、少しだけ講義の内容をご紹介しましょう。

こちらは、オートレーザーという機材を利用し、建物の傾きを検査している様子です。赤い竪と横の光が垂直・水平を示しており、これを利用して建物の傾きを調べます。

勿論、弊社では新築中古を問わず、全ての物件でこの機材を使用し、建物に問題がないことを確認しています。

こちらは鉄筋コンクリートの劣化メカニズムを紹介したスライドです。

住宅の基礎部分に利用されている『鉄筋コンクリート』ですが、鉄筋が錆びてしまうと、コンクリートが剥奪し、鉄筋コンクリート本来の強度を失ってしまいます。
住宅の基礎である鉄筋コンクリート施工の良し悪しは、建物寿命に直結するといっても過言ではありません。
しかし建築知識、経験が豊富な方でも、建物完成後に基礎の良し悪しを見抜くことは難しいのです。

だからこそ、弊社の新築物件では、基礎部分の施工時に工務担当者が何度も現場へ通い厳しい監理を行っています。

こちらは結露について説明したスライドです。

「窓ガラスになぜ結露が発生するのか」、「結露しやすいサッシとしにくいサッシ」、「結露と遮音の関係」などについて説明させて頂きました。
建築や不動産の関係者の方でも、「複層ガラスが遮音性に有効」と勘違いされている方もいらっしゃいます。

このような誤った知識で、消費者の皆様に不利益を与えることのないよう、弊社では社員一同、知識向上に励んでおります。

最後になりましたが、今回の講座にご参加された皆様は、お仕事終わりにも拘らず、非常に熱心に取り組まれておりました。全11回の講座で、まだまだ先は長いですが、皆様が試験に合格されることを心よりお祈りしております。2時間30分という長時間、本当にお疲れ様でした。

  ◇  ◇  ◇

以上、本日の内容は概ね、弊社の誇るホームインスペクター上田に代筆をお願いしました(^_^;)

受講された皆様の合格を、私も心より願っております。
皆様、本当にお疲れ様でした。

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